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ワイヤー矯正の基本知識

ワイヤー矯正中の
診療と過ごし方

ワイヤー矯正中は定期的に通院し、診療を受けなければいけません。このページでは矯正中の診療内容に加え、ワイヤー矯正中の過ごし方について“当院診療を例に”解説します。

※クリニックによって矯正中の診療内容は違いますので、実際に矯正をお受けになるクリニックでも内容を確認してみてください。

私が監修しました
初台 はまだ歯科・矯正歯科
院長濱田 啓一
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ワイヤー矯正中の
診療内容

定期的な通院が必要です

矯正治療がはじまったら月に一度程度の通院が必要です。
一度の通院における診療時間は30分~1時間程度です。

通院時の診療内容

  • 1.ワイヤーとブラケットの調整
  • 2.IPR処置
  • 3.抜歯処置
  • 4.口腔状態の確認とクリーニング

診療内容1/4ワイヤーとブラケットの調整

現在のワイヤーを取り外し、治療の進行に応じて新しいワイヤーに交換します。ワイヤーの種類や太さを変え、曲げ方を調整することで、力の強さや歯の移動方向をコントロールします。
ブラケットは、位置や向きを確認し、必要に応じて調整します。
また状況に応じて様々な矯正補助装置を装着します。

診療内容2/4IPR処置

IPR処置とは歯を整列するためのスペースを作るためにおこなうもので、“歯の側面を削る処置”です。矯正治療中は適宜このIPR処置を受けていただきます。
通常、IPR処置に痛みはありませんのでご安心ください。

診療内容3/4抜歯処置

こちらも歯の整列スペースを作るためにおこなう処置です。抜歯は麻酔下でおこなわれるため、痛みを感じることはほとんどありません。
抜歯処置は必要に応じておこなうものであり、必ずおこなうものではありません。

当院では、抜歯の必要有無を治療計画の説明時(≒契約の前)に必ずおこなうようにしています。
そのため患者さまは、抜歯が必要かどうかを確認したうえで治療をはじめるかどうかを決めることができます。
また、来院時に突然「じゃあ今日は抜歯ですね」と抜歯がはじまるようなこともありません。ご安心ください。

診療内容4/4口腔状態の確認と
クリーニング

虫歯や歯周病の兆候がないかチェックします。(ワイヤー矯正中は虫歯・歯周病リスクが上がるため、このチェックは大切です。)
歯石やプラークの付着がみられる場合はクリーニングをおこなって除去します。

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ワイヤー矯正中の
過ごし方

過ごし方1/4我慢できない痛みが続くときは
痛み止めを飲む

ワイヤー矯正中は、歯が動く過程で、歯が締め付けられるような痛みや、食べ物を噛んだ際に痛みを感じやすくなります。
痛みは数日経てば徐々に和らぎますが、もし耐えられないほどの痛みが続く場合は、市販の痛み止めを服用してください。それでも痛みが収まらない場合は、無理せずクリニックへご来院ください。

過ごし方2/4食事のときは
小さく切ってから食べる

ワイヤー矯正中は、装置を破損させたり、装置と歯の間に挟まりやすい食べ物は注意が必要です。「固い食べものは小さく切ってから食べる」「キャラメルなどの粘着性の高い食べ物は控える」といった工夫をしながら食事をしましょう。

過ごし方3/4歯磨きは毎食後にする

歯磨きは毎食後、必ずおこないます。
矯正装置が邪魔で磨き残しが生じやすく、虫歯・歯周病リスクがあがるため、ワイヤーの下や矯正装置の周りまでしっかり磨きましょう。

過ごし方4/4顔や口に衝撃を受ける
運動は避ける

激しい運動やコンタクトスポーツ(サッカーやラグビーなど)は、矯正装置が破損したり、口の中を傷つけるリスクがあるため、避けるようにしましょう。どうしてもおこなう必要がある場合は、マウスガードを着用して衝撃を和らげることをお勧めします。

リスク・副作用が少ない
マウスピース矯正がオススメです!

院長
濱田啓一

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ワイヤー矯正の
リスク・副作用とは?

ワイヤー矯正にはリスクと副作用があります。治療を始める前にしっかり確認するようにしましょう。次のページで詳しく解説します。

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院長
Dr. 濱田