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精密根管治療

専門医と一般医における根管治療の違い~どのあたりに差があるの?~

2022.08.27

平素より医療法人社団 Iwill 初台 はまだ歯科・矯正歯科をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

2017年に掲載した記事を修正・加筆しています。

一昨年の5月から1年間、理事長である濱田泰子は米国根管治療の父とよばれるペンシルベニア大学歯内療法学科の臨床コンセプトとテクニックを学ぶプログラムを受講させていただきました。

http://www.pescj.org

残念ながら現在も日米間の歯内療法臨床における治療の格差はどの切り口から見ても小さいとはいえません。

この差を埋めることを目的としペンシルベニア大学歯内療法学科に在籍されていた石井宏先生がプログラムを立ち上げられました。
プログラムの内容はペンシルべニア大学大学院プログラム(専門医養成プログラム)をコンパクトにまとめたもので、構成自体は大学院プログラムのカリキュラムに近いものになります。

治療技術はもちろん様々な海外の論文にも触れ根管治療に特化した歯科医師に必要なスキルを身につけていきます。

http://www.pescj.org/member.html

PESCJのコースを履修した歯科医師は以下の共通点があり高い診療技術を維持しています。

・歯内療法に関する様々な文献を検討している

一般開業医の先生と比較して深い知識を持っています。

・無菌的処置を確実に行っています

使用する器具器材はもちろん、治療する歯に対しての無菌的処置を可能な限り確実に行います。

・様々な道具の使用方法を研鑽しています

十分に比較検討され、安全性の確認をした上で実際の治療に使用します。

・一般的な治療と比較して様々なオプションを持っています

抜歯をする前にできる限りのことをご提案し、治療を行うことができます。

・十分な治療時間を確保しています

一回の治療時間は90-120分で、通常2回で治療は終了致します。

・マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用している

肉眼と比較して2〜20倍に拡大できるため根管の見逃しを防ぐことができます。

 

当院では2016年よりPESCJのコンセプトに沿った精密根管治療を提供しています。
セカンドオピニオンやサードオピニオンで受診される患者様も多いですが、痛みが消えない為に何度も何度も根管治療を繰り返されている患者様が多い特徴があります。 

根管治療は治療回数が多ければ治るわけではありません。
むしろ何回も治療を行うことで歯は削られ歯が薄くなってしまいます。
薄い歯は歯根破折のリスクが高まります。

 

根管治療が必要となった場合には初回から専門医の質の高い治療を受け、治療を繰り返さないことが歯を長持ちさせるうえでとても大切です

当院の根管治療については診療案内の「根管治療」ページにて紹介しております。

歯でお困りのことがございましたら当院へご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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記事の執筆・監修者について

初台 はまだ歯科・矯正歯科
院長 濱田啓一

東京医科歯科大学大学院博士課程を修了後、大学院講師や総合病院での歯科口腔外科長などを歴任。歯科医師として様々な経験を積んだ後、初台はまだ歯科・矯正歯科を開院、院長就任。

<所属学会・研究会・団体>
日本口腔インプラント学会、R.V.TUCKER Study Clubs、米国保存修復学会(アメリカの虫歯治療の学会)、日本口腔外科学会、日本審美歯科学会、インプラント再建歯学研究会

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初台はまだ歯科・矯正歯科は、西新宿(初台駅前)にある歯科医院です。お口のメンテナンスから高度専門治療まで、地域に根ざして通いやすく質の高いの歯科医療が受けられるクリニックです。
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