平素より初台はまだ歯科・矯正歯科をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
虫歯が再発している症例です。歯と歯の間である「隣接面」に発生したう蝕を確認できます。
患者様は違和感を感じておりました。
Xpにおいて両隣接面に象牙質まで進行したう蝕様透過像(影) を認めます。
治療前に歯の神経の検査を行い、神経は温存できると判断しました。
(EPT(+)、cold<3s 温熱痛の症状はないのでhotは確認していません。可逆性歯髄炎の診断)
遠心側は歯肉縁直下まで感染歯質を認めますが明らかな露髄は認めませんでした。
セラミック修復用に歯の形を整え、型取りを行います。
セラミックを装着する当日の流れです。
セラミック修復は歯と完全に接着させないと本来の強度が発揮されません。
そのためラバーダム防湿を行い、接着の妨げとなる唾液を排除した治療環境を確保します。
写真はラバーダム防湿後に歯の表面に付着している汚れを染め出しています。
淡い紫色の部分が汚れが残っている箇所です。
当然このような汚れも接着の妨げになりますので徹底的に洗浄していきます。
洗浄後です。唾液も汚れも徹底的に排除し接着の準備ができました。
装着後の写真です。審美性の高い治療を行うことができました。
治療回数 2-3回
治療期間約 10日〜2週間
治療費 e.max アンレー ¥110,000円(税込)