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今回はセラミッククラウンの装着方法を解説していきたいと思います。
治療した歯は左下第一大臼歯になります。精密根管治療を行いセラミックのクラウンを装着していきます。
仮歯を外し、ラバーダム防湿をした状態から歯の表面の汚れを確認するために染め出し液で汚れを確認していきます。
普段のメンテナンスの中で行なっているプラークの染め出しと同様に染色液を塗布したのちに水洗、淡い紫が残った部位に汚れが付着しています。
装着するセラミッククラウンです。セラミッククラウンは審美性のみであらずプラークの付着が少ないために清掃性においても優位性があります。
セラミッククラウンは十分な強度を有していますので簡単に割れることはありませんが10年、20年という単位で安定した状態を保つには歯との強固な接着は欠かせません。
接着を確保するにはラバーダムで防湿できる治療環境を作り、接着の阻害因子となりうる付着物を歯の表面から徹底的に洗い流すことが肝心です。
治療期間 2週間
治療回数 2回
治療費 e.max オールセラミッククラウン 100,000円(税別)