レントゲンでは根の先端を含むような黒い病変があります。
これを根尖性歯周炎と言いますが、病気は自然治癒はしませんので通常通り根管治療を開始いたしました。
術中レントゲン撮影
根管長測定
顕微鏡や拡大鏡がないと発見が困難な根管があります。
このような見落とし根管があると痛みが取れない、病変が治らないと言ったことがしばしばあります。
ポイント試摘
再治療の場合、根尖が破壊(壊れてしまっている)されていることも多いため、レントゲンの撮影は非常に大切です。
術直後・3M recall
治療後わずが3ヶ月で根尖病変の縮小が見られます。
Pre-Post
治療開始年齢・性別
35歳・男性
治療におけるリスク
精密根管治療は外科的歯内療法も含めると96%と高い治癒率をほこるが100%ではない。
削った歯は元には戻らないので健全歯に比べ歯が薄いために歯が割れてしまうリスクがある。
割れてしまうと抜歯以外の治療が難しい場合が多い。
(強度を回復するために基本的にはクラウン形態にすることを当院では推奨している)
費用
(治療してある歯の再治療) 130,000円
コア築造 25,000円
セラミッククラウン 120,000円
治療費計 297,000円